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Photo Exhibition「TANATOS -幻視展-」にはたくさんのお客様にお越しいただきました。舞台公演と写真展の同時開催という初めての試みだったため、お客様にはご迷惑をおかけした部分もあったかと思いますが、なんとか成功裏に終えることができました。 今回は様々なジャンルのアーティストたちが、会場のフジハラビルに集結しました。脚本・演出、役者、音楽、音響、照明、ヘアメイク、そしてフォトグラファー。すべてのアーティストたちが「TANATOS」をキーワードに、それぞれの技術、才能を余す事無く発揮し、お互いに刺激し合いながらクリエイティブな空間を創り出すことができました。それはまるで、楽器の音色が重なり合い、素晴らしいメロディーを奏でるオーケストラの演奏ように、私の心に響いてきました。 この場をお借りして、今回のイベントを指揮してくれた名コンダクター、劇団SE・TSU・NA主宰・中神謙一氏にお礼を申し上げるとともに、素晴らしい作品を提供してくれたアーティストたちに改めて感謝したいと思います。そして何より、この空間にお越しいただいたお客様に心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 関西の小劇場を中心に活動する、劇団SE・TSU・NA 第25回公演【sideB】「TANATOS -ヨルノウタ-」。この舞台公演に合わせ、Photo Exhibition「TANATOS -幻視展-」が、10月17日から大阪・天神橋のアートギャラリー・フジハラで開催されます。 「タナトス」とは、ギリシャ神話に登場する「死の神」で、現代では心理学の用語としても使われています。今回の公演「TANATOS -ヨルノウタ-」は劇団主宰・中神謙一が「タナトス」という単語から受けたインスピレーションを、舞台用の脚本として書き下ろしたもの。そして「TANATOS -幻視展-」は5人のフォトグラファーが、タナトスをテーマに持ち寄った作品を、舞台を含めた会場内に展示する写真展。劇団にとって初めての経験である演劇と写真のコラボレーションは、もちろんフォトグラファーにとっても初めてのこと。ジャンルを超えたクリエイターたちの新しい試みが、どんな空間を創り出すのか、あなたの眼でお確かめください。 Photo Exhibition 「TANATOS -幻視展(APOCRYPHA)-」 2008年10月17日(金)〜20日(月) 大阪・天神橋 アートギャラリー・フジハラ 大阪市北区天神橋1-10-4 フジハラビル地階 12時〜22時(劇団公演中は幻視展にはご入場いただけません・タイムテーブルは後日掲載) 入場無料(劇団公演は有料・公演の詳細は劇団SE・TSU・NA - TANATOS特設サイト) 参加フォトグラファー: 大島利浩 (Tommy Oshima) - http://www.flickr.com/photos/tommyoshima/ ヴェルコ・ドスチェノフスキ (Velco Dojcinovski) - http://www.flickr.com/photos/velco/ 中村晃久 (BlueOnion) - http://www.flickr.com/photos/scape/ 林 瑞穂 (Mizuho) - http://www.flickr.com/photos/paranoia_1107/ 楠山哲也 (Tetsuya Blues) - http://www.flickr.com/photos/slashstyle/ 幻視展オフィシャル・ブログ 花の中三トリオと同い年のブルです。山口百恵、桜田淳子、森昌子の三人のうち森昌子とは生年月日が全部一緒です。ま、それはどうでもええんですが、ディスコ全盛の時代に育ったオッサンが若い時分はHip hopなんちゅうジャンルはなかったわけで、今でもHip hopを耳にするのはFMで流れている時くらい。そんな骨董品みたいなオッサンが思わず「カッコええやんけ!」と叫んだのがSHINGO☆西成の "ILL NISHINARI BLUES"。 SHINGO☆西成はその名のとおり大阪・西成の育ちやそうで、"あぶない街" 西成を中の人の視点で、魂の底から唄ってはります。このPVがとんでもなくカッコええんですわ。オッサンも小学校4年まで西成に住んどったんですが、その西成を知ってる人間から言わせてもらうと「こんなんよう撮れたな」という映像。まぁいっぺん見てください。外国ちゃいますよ、日本ですよ大阪ですよ……ところでなんで靴ぶら下げてるん? Posted by Tetsuya Blues ![]() 世界的なジャズ・キーボードプレイヤー、ジョー・ザヴィヌル氏が11日、故郷ウィーンの病院で亡くなった。皮膚がんを患っていたそうだ。75歳。 子供の頃からクラシック教育を受けウィーン音楽学院に入学するも、アメリカ黒人音楽に傾倒し1959年に渡米。メイナード・ファーガソンやキャノンボール・アダレイなどのバンドでプレイした後、マイルス・デイヴィスにその才能を見込まれ彼のバンドに招かれる。1970年、ウェイン・ショーターらとともにウェザー・リポートを結成。当時、最強のエレクトリック・ジャズバンドと謳われた。 僕が初めてウェザー・リポートのレコードを買ったのは1976年のアルバム『ブラック・マーケット』。レコードに針を置いたとたん、ウェイン・ショーターのソプラノ・サックスとザヴィヌルのシンセサイザー・サウンドに一瞬にして引き込まれた記憶がある。そして同年発表された『ヘヴィー・ウェザー』はウェザー・リポートの代表作となる。一曲目に収められた名曲「バードランド」は、緻密なアレンジにジャコ・パストリアスの芸術的なベースプレイが絡み、そのスリリングな演奏は何度聴いても興奮する。この2枚のアルバムは30年を経た今でも僕の愛聴版である。 ザヴィヌル氏の訃報は残念でならない。今夜はウェザー・リポートを聴くことにしよう。当時を思い出しながら、買い直したCDではなくレコードを掛けてみたいと思う。 Posted by Tetsuya Blues ![]() 新幹線で大阪から東京に向かうとき、名古屋か岐阜のあたりで右手にたくさんの送電鉄塔が見えます。列車が進むにつれ、鉄塔が重なったり離れたりいろんな表情を見せてくれて、退屈な出張を少しだけ楽しくしてくれます。そう、私は鉄塔マニア。いや、マニアと言うには知識がないので、ただの鉄塔好きですね。 そんな鉄塔好きにはたまらんのが1997年の日本映画「鉄塔武蔵野線」。監督は長尾直樹、主演はテレビ版「電車男」の伊藤淳史クン。——小学生の見晴(伊藤淳史)は近所の鉄塔に「武蔵野線71」と書かれたプレートを発見する。興味を持った見晴は子分のアキラ(内山真人)を引き連れ70号、69号と自転車に乗りたどってゆく。1号鉄塔はどこにあるのだろう。そこには何があるのだろう。道なき道を進み、数々のアクシデントに見舞われながら4号までたどり着いた時、鉄塔管理のパトロール員(田口トモロヲ)に見つかり連れ戻されてしまう。見晴の冒険はこれで終わってしまうのだろうか—— 別居中の父親、そしてその父親の死をサブストーリーに、好奇心いっぱいの少年のひと夏の経験を描いた佳作。その切ないラストシーンに、自分の少年時代を重ねて見た人も多いはずです。映画はビデオ・DVD化されていますので、ぜひご覧になってください。同名の原作(銀林みのる著)は読んでいないのですが、映画とはまた違った感動があるそうです。おすすめです。 by Blues | Canon EOS D30 + EF100-300mm F5.6L ![]() お笑いタレントというのも因果な商売でして、ノリノリの人気タレントだとテレビの画面に出てきただけで、何か笑わせてくれるだろうと期待しちゃいますよね。でも、ちょっとウケなくなると見る見る出番が減ってしまいます。使い捨てもいいとこ、まったくシビアな世界です。 さて、そんなお笑いに果敢に挑戦するのがスラッシュスタイルの写真でおなじみのhimeちゃん。長年、小劇場の舞台で活躍してきた彼女ですが、今回がなんとコント初挑戦。さて、どんな舞台になりますやら。大阪の客は笑いにシビアですからね、気合い入れて頼んますよ! Randaom Encount Bootleg #3 『 Space Ship Hysteric III 』 作・演出/周防夏目 キャスト/嘉村美津枝・宮城ゆうじ・上垣強・永島あゆ美・hime(姫組)ほか 2005年9月10日(土)15:00 / 19:00・11日(日)14:30 / 17:30 大阪・森ノ宮プラネットステーション1F パブリックスペース 前売り1,500円 / 当日1,800円 チケットのご用命はBluesまでメールでどうぞ。くわしくは劇団ホムペまで。 by Blues | RICOH GR21 ![]() きのう、大阪フェスティバルホールで行われたシリーズ完結編「STAR WARS エピソード3 シスの復讐」のプレミア試写会に行ってきました。 一作目(エピソード4)が日本で公開されたのが1978年。大学生の時に見たこの映画、当時としては驚異的な特撮やスピード感あふれるストーリーで、何度も映画館に足を運んだのを憶えています。あれから27年。その一作目に直接つながってゆく今回のストーリーは、ジェダイの英雄アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに墜ちてゆく過程を描いています。一時期、ファンタジー色が濃くなっていたシリーズでしたが、この完結編では、シスの極悪なキャラクターやアナキンの転落ぶりがストーリー展開の中心になっているため、いつもより暗めのトーンで実に興奮する内容になっています。 きのうはプレミア試写ということで、ダース・ベイダーなどのコスプレ軍団が登場。映画のオープニングではわざとらしいサクラ軍団の拍手やかけ声があったりと、ちょっと引いてしまいました。が、しかし一旦始まってしまえば瞬時に遠い宇宙に旅立つことができます。途中「ちょっとやり過ぎやで」と思うCGや「そらないやろ」という場面もありましたが、アナキンがダース・ベイダーに生まれ変わり、ルークとレイアが誕生し、すべてが一作目につながった時、この壮大な物語が完結したことに感動すら覚えました。 エンドロールが終わり、会場が明るくなった時に起こった拍手はサクラによるウソの拍手ではなく、ひとりひとりのお客さんの心の中から、自然にわき起こったものだったように感じたのは私だけでしょうか。 by Blues | RICOH Caplio R1 ![]() 2年前、スラッシュスタイルでお馴染みのhimeちゃんを主演にショートドラマを制作しました。その時、音楽をお願いしたのが写真の二人「三井はんと大村はん」。関西を中心に活躍する三井雅弘(v)とザビエル大村(g)の中年ラグタイム・ブルース・デュオです。当時、三井はんが出演していた大阪のFM番組で二人の曲を聴いて「これええがな」と思いネットで検索、メールでサウンドトラックの制作をお願いしました。 基本的に好きモンのお二人は依頼を快く引き受けていただき、うるさい注文にもかかわらずオリジナルを4曲提供してくれました。今でも二人のライブに行ったり、ライブに行ったり、また、ライブに行ったりのお付き合いが続いています。CDも発売されていますので、こちらはライフログ(右メニュー下の方)にアップしておきます。大阪らしいアホな曲からシリアスなバラードまで、一枚持っていても損はないアルバムです。 パソコン内の写真を整理していたら上の写真が出てきたのでご紹介しました「三井はんと大村はん」。ライブ情報は三井はんのホームページをご覧ください。あ、それから、写真は2年前の打ち合せの時のものです。現在は容姿、体型などが変わっている場合がありますので、ご了承ください。 by Blues | RICOH GR21 ![]() 私のハンドルネームはBluesといいます。ネットを始めた頃から名乗っているので、かれこれ10年ぐらいになります。その名前の由来が1980年のアメリカ映画「ブルース・ブラザーズ」。黒スーツに黒ネクタイ、黒帽子に黒サングラスの二人組といえば映画を知らない人も、どこかで一度は目にしているんじゃないでしょうか。ユニバーサル・スタジオに行ったことのある人はステージ・イベントでもおなじみですよね。 もともとこのブルース・ブラザーズ、アメリカNBCの人気バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演していた、故ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドの二人が創り出したキャラクターで、ジョン・ランディス監督が映画化したもの。故レイ・チャールズをはじめ、ジェームズ・ブラウン、アレサ・フランクリンなどが出演し、ソウル、リズム&ブルースマニアにはたまらん映画。この映画をきっかけに、アメリカでR&Bが再び注目されるようになったのは有名な話です。私にとってこの映画はバイブル的存在。エンタメのすべてのエッセンスを凝縮した傑作ミュージカル・コメディと言えるのではないでしょうか。 なぜ、今さらそんな話をするかといいますと、このエキサイト・ブログにはライフログという機能がついておりまして、CDやDVDなどamazon.co.jpが取り扱う商品を写真入りで紹介できるんです。もちろんライフログから直接商品を買うこともできます。そんなことを思い出したもので、とりあえずこの映画のDVDを登録しておきます。ま、登録したからといって、私が儲かるわけでも何でもないんですけどね。ブルース・ブラザーズ、まだ見ていない人は今すぐチェ〜ック!(ライフログは右側メニューの下の方にあります) by Blues | RICOH Caplio R1 ![]() 大阪現代演劇祭参加公演、エレベーター企画の舞台『アテルイ』を観てきた。このブログでもお知らせしていた、himeが出演する舞台だ。この芝居の感想を一言で表すと「訳のわからん芝居」であった。 物語は、時の征夷大将軍・坂上田村麻呂と、エミシ(蝦夷)の首領・アテルイ(阿弖流為)の宿命の対決を描いたもの。会場は、この演劇祭のために開催された建築デザインコンペで大賞を受賞した作品。大阪港の巨大倉庫内に特設された、エアチューブとカーテンで仕切られた円形劇場である。 まず、その特殊な小屋の影響もあるとは思うのだが、セリフがほとんど聞き取れなかった。なんとか理解できたのは田村麻呂役の土本ひろき氏と鈴鹿役のhimeのセリフぐらい。他の役者は声が小さかったり、滑舌の悪さもあり何を言ってるのかほとんど解らなかった。 また、特異な会場の形を意識したと思われる演出が複雑で、ストーリーの展開をうまく掴めなかったことにも不満が残る。とにかく役者が走る、走る。おそらく舞台裏でも役者たちは、次の段取りのために走り回っていたに違いない。その段取りが複雑で、役者たちが間違うまい、遅れをとるまいと必死になっているように感じた。セリフよりも芝居の内容よりも、段取りのために演技しているようにしか見えない。これでは役者に感情移入などできようはずがない。 照明にも不満があった。ゆっくりと変化してゆく照明はどれもフラットでチープな印象。ユニークな円形劇場なのだから、客席まで包み込むような一体感のある照明はできなかったのだろうか。また、舞台スペースの周りに並べられた蛍光灯や、バトンから吊るされた裸電球が、まるで安物の「パラダイス系遊園地」のようであった。むき出しになった蛍光灯のトランスや電線が観客の目の前にあり、それだけで現実に引き戻されてしまう。舞台の異空間に観客を誘い込むために、照明は大きな役割があると思うのだが、あの蛍光灯がステージと客席を分断していたのは間違いない。 もともと3時間にも及ぶ戯曲を1時間45分にまとめたことは評価できる。というのも、この会場のこけら落とし公演で、休憩なしの3時間という朗読劇を見せられた私は、座布団があるとはいえ、コンクリートの上に座り続ける大変さをすでに経験していたからだ。しかし、台本が大幅にカットされたことで、芝居に奥行きがなくなったのも事実。長い予告編を見せられたような印象である。 この作品を通して、演出家が何を表現したかったのか、どんなメッセージを込めたかったのか、観客がそれらを理解して初めて舞台は完成する。もし、演出家がこの公演を終えて満足しているなら、観客は長いマスターベーションを見せられたことになる。自己満足のための芝居ならそれはそれでいいだろう。しかし、観客から木戸銭をもらって公演をする限り、エンターテインメントであることを忘れず、まず観客を楽しませることを考えてほしい。セリフが聞こえないなど評価以前の問題である。 ここ数年、大阪では不況のあおりを食らった劇場がいくつも閉鎖され、関西演劇界の衰退が懸念されている。しかし、まだまだたくさんの劇団が頑張っているのも事実である。himeから聞いた話では、エレベーター企画はとても良くまとまった劇団のようだ。ぜひ頑張ってほしい。今回あえて感想を述べたのも、一演劇ファンとしてより良い芝居を観たいという思いからだ。今後のエレベーター企画の活躍に注目したいと思う。 by Blues | RICOH Caplio R1
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